産業看護師とメンタルヘルス対策
産業看護師に対して一般企業が求めることの中でも多いといわれているのが、メンタルヘルス対策に関してです。日本では年間3万人を超える自殺者がいるといわれています。10年以上連続して3万人を超える自殺者がいると報告され、しかも自殺で処理されていないケースもあるでしょうから、これ以上の自殺者もいる可能性があります。自殺をする理由にはいろいろとありますが、勤務問題はこの1割弱少なくてもあるといわれています。
職場のストレスや過労を苦にした自殺のことで、社会的な問題の一つといわれています。職場の精神的なプレッシャーが大きいと、うつ病など心の病を発症してしまう従業員も出てくる可能性は十分あります。産業看護師は、このようなメンタルヘルスを崩している従業員をいち早く見つけ、適切なカウンセリングをして問題解決することが求められています。
メンタルヘルスが深刻であるというのであれば、休養を判断することもあり得ます。休養する場合、どの程度の期間必要なのかの判断も迫られます。